「幕を掲げた場合 真ん中『A』は大将が通るんだ その他の者は その横の『B』を通って出入りする 」
(落乱46巻212頁 立花仙蔵)
一、出入りの事
先ず軍門三のをしへとは、片幕に串四本立つは、間三つなり。中門をば大将の出入りと心得、必ず平人(へいにん/普通・並の人)出入りあるべからず。平人は下座(げざ)の方出入り、しぜんには上座(じょうざ)の方出入りあるべし。努々(ゆめゆめ)中門出入りあるべからず・但し大将の御供に御腰の物等の御道具持ちたらば、又各別なり。又春夏は右の門、秋冬は左の方通るべし。心得口伝。
(軍法侍用集 巻第五)
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