〇薬研
下の器が「薬研」で、軸のある円盤は「薬研ぐるま」と言う。
漢方の草根木や臓物等を粉末にするために用いた道具。陶製・木製・鉄製がある。
同じく、固体を粉末にしたり混ぜ合わせたりする道具に乳鉢(擂り鉢)がある。
薬研・乳鉢共に、火薬の調合にも用いられる。
〇石臼(碾き臼/ひきうす)
穀類・茶・薬草を粉末にする道具。
〇薬箪笥
漢方の材料を入れる、小さな抽斗(ひきだし)が沢山ついた箪笥のこと。
百味箪笥とも言う。また、医務室の右側にある箪笥のように、丸い引手がついているものは百目箪笥とも呼ぶ。
抽斗に材料の名前を書いた札が貼られる。各抽斗に材料を入れておき、必要な分だけ取り出して調合する。


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