「武士のサムライ 馬から落ちて落馬 女の婦人に笑われたってね」
「『あとで』後悔はヘンだろ?」
(落乱36巻148頁 きり丸)
重言を使った言葉遊び。
何パターンかあるが、大体以下のようなものである。
古(いにしえ)の昔、武士の侍が、山の中の山中で、馬から落ちて落馬して、
女の婦人に笑われて、赤い顔して赤面し、家へ帰って帰宅して、
自分の妻の細君に、遺書を書いて書き置きし、仏の前の仏前で、
短い刀の短刀で、腹を切って切腹し、墓地のお墓に埋められた。
「馬から落ちて落馬」という言い回しは、近松門左衛門の浄瑠璃、
「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」で有名。
重言(じゅうげん) : 二重表現。同じ語を重ねた言葉で、通常は好ましくない語法
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