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小春日和。

落乱の小ネタをなんちゃってで調べようとした何か

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将棊頭の備 (しょうぎがしらのそなえ)


「いくさのときの軍の陣形図だったんだ!!すなわち・・・将棋頭の備え!!」
(落乱42巻236頁 浦風 藤内)

「休みは自分で勝ち取ろう」で、浦風藤内の問題用紙に書かれていたもの。 

先手の鉄砲隊を、将棋の駒のように配置する事から(?)
先頭が突出した形で進撃させ、その後を先手が数段になって続く。
中軍は左右に展開させて進ませる。

敵陣が崩れだした際、追撃するのに適した陣形。

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立物 (たてもの)


兜に付ける装飾のこと。

付ける位置によってそれぞれ、前立(まえだて/兜の前方)、脇立(わきだて/両脇)、後立(うしろだて/後方)、頭立(ずだて/頭上)と呼んだ。

鍬形(くわがた)、半月、天衝(てんつき)などの形が一般的であったが、戦国期になると、自分の活躍を印象付けるために、一風変わった形の立物が多数登場した。鍬形に龍頭は大将のみ、以下将兵の身分に応じて立物を選んだ。

タソガレドキの鉄砲隊長はカニ、使い番はイカの前立をしているが、カニ・イカ共に実際に使用されていた意匠である。また、佐竹鉄砲隊の佐竹昌義は前立を付けていないため、前立を取り付ける祓立(はらいだて)が見える状態。他の兵は立物なし。映画の黄昏甚兵衛の前立は七曜(?)

面頬 (めんぽお)


 甲冑の一部分で、顔面・喉を保護するためのもの。総面・頬当に分かれる。顔の大部分を覆うことで、敵に年齢や顔を悟らせないという効果もあった。作中では、佐竹鉄砲隊の面々が着用している。

〇半頬(はんぽお)
頬当のうち、顎のみを覆うもの。顎頬(あごほお)ともいう。

〇目の下頬(めのしたほお)
頬当のうち、鼻まであるもの。黒・白・赤色の鬚を植えて威を示した。

〇総面(そうめん)
目・鼻・口の開口部を除いて、顔全体を覆ったもの。室町時代前期に登場し、当時はたいへん高価なもので一部の上級武士のみが用いた。

面の表情や作りによって、さらに種類が分かれる。

〇半首(はつぶり/はっぷり)
額から両頬にかけて覆ったもの。作中では盗賊などが着用している。(41巻の山賊など)

首札 (くびふだ)


討ち取った首に付けておく札
杉や椿等どんな木で作ってもよい(紙の場合もある)が、大将首は桑の木で作る。

札に「何某討取之 何某の首」と2行にわたって書く。
忍術学園のフィギュアでは髻に結んだ紙に「忍術学園備品」と書かれている。

〇大将首
大きさ    : 2寸×5寸×2分程
書体    : 楷書
結ぶ場所 : 左の鬢(頭の左右側面の髪)の毛
〇諸士の首
大きさ    : 1寸8分×4寸×2分程
書体    : 行書(大将分ならば楷書)
結ぶ場所 : 右の鬢の毛
〇雑兵首
大きさ    : 1寸余×3寸6分×2分程
書体    : 草書
結ぶ場所 : 右の鬢の毛

*坊主首の場合耳に穴をあけて結ぶ。




幕の作法


「幕を掲げた場合 真ん中『A』は大将が通るんだ その他の者は その横の『B』を通って出入りする 」
(落乱46巻212頁 立花仙蔵)

  一、出入りの事
 先ず軍門三のをしへとは、片幕に串四本立つは、間三つなり。中門をば大将の出入りと心得、必ず平人(へいにん/普通・並の人)出入りあるべからず。平人は下座(げざ)の方出入り、しぜんには上座(じょうざ)の方出入りあるべし。努々(ゆめゆめ)中門出入りあるべからず・但し大将の御供に御腰の物等の御道具持ちたらば、又各別なり。又春夏は右の門、秋冬は左の方通るべし。心得口伝。
(軍法侍用集 巻第五)

 

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  映画ネタも入れたいという願望。

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