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小春日和。

落乱の小ネタをなんちゃってで調べようとした何か

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二曲輪 猪助 (にのくるわ いすけ)


精神力の強さと早足で知られる、
二郭伊助の名前の由来となった風魔乱破(らっぱ)。

 河越の戦いで、北条氏康の密令を受けて上杉軍の陣中に忍び込み、雑兵になりすまして5ヶ月(?)もの間、布陣の様子や内情等、敵の情報を送り続けた。それにより、氏康は上杉方への奇襲に成功する(河越の夜戦/三大奇襲のひとつ)。

 陣中から小田原へ逃げる際、上杉軍の太田犬之助という忍に追われるが、猪助の方が速く、逃げ切った。その後、道端に繋いであった馬を使ったから逃げ切ったのだといわれ、上杉方で「駆り出され 逃げし 猪助は卑怯者 よくも太田(追った)が 犬の助かな」という猪助を卑怯者とする落首(狂歌)が貼りだされた。これを知った猪助は、犬之助に駆け比べの果し合いを挑み、勝ったとされる。

 そののち伊賀へ行き、風魔忍法を伝えたといわれる。


*猪助が登場する書物 → 関八州古戦録

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熊若 (くまわか)



佐竹虎若の名前の由来となった武田氏の忍者で、早駆けの達人。
信濃出身で、武田信玄の重臣・飯富虎昌(おぶとらまさ)に属していたといわれる。

 第四次川中島の合戦前、虎昌は軍旗を持たぬまま兵を進めてしまった。気付いた虎昌は、軍旗をとってくるように熊若に命じるが、熊若は、割が岳・甲府間の往復約64里(256km)の道のりを、2刻(4時間)程で走破し、軍旗を携えて戻って来たといわれる。

 この時、通行手形を忘れたために城門から入れず、壁を伝ったりして館から旗を持ち出してきたという。また、そのころ、信玄秘蔵の古今和歌集が盗まれたため、窃盗犯の疑惑をかけられるが、犯人である風魔忍者(一説に加藤段蔵)を捕らえて身の潔白を証明したともいわれる。


〇飯富虎昌
 武田二四将のひとり。武田信玄は多くの忍びを抱えていたが、そのうち優秀な者60名を3組に分け、甘利虎泰、飯富虎昌、板垣信方に、20名ずつ預けて情報収集に当たらせた。熊若は飯富虎昌に属していた。
熊若→虎若になったのはここから?

〇速さ
 忍者は一夜で30里(約120Km)、足の速い者は一夜で50里(約200Km)走ったと言われる。
(参考までに→箱根駅伝走者は時速約18~23Km/h)

〇古今和歌集
 905~914年ごろに成立した、日本最初の勅撰和歌集。約1100首の歌を納める。
古典作品が一般に広まったのは江戸時代からで、当時は大変貴重な書物。大名は書物を所蔵している公家等(名士・古典学者)を招き、講義を受けるなどして勉強した。(公家にとっても、古典は一種の特権&貴重な収入源なので基本的に外に出さない)古今和歌集の語句の解釈や、関連分野の学説等の秘説を、師が特定の人物、弟子に伝授することを、古今伝授(こきんでんじゅ)という。


*熊若が登場する書物 → 伽婢子(おとぎぼうこ)


加藤 段蔵 (かとう だんぞう)


通称:鳶加藤・飛び加藤
出身地:風魔?(伊賀とも)

加藤団蔵・飛蔵の名前の由来となった、飛躍、幻術に長けた忍者。
通称は、高所に飛び降ること、変幻自在の妙手を得ていたことから。

 最初、越後の上杉謙信に仕官。春日山城下において群集に呑牛術を披露し、城下の噂を耳にした上杉謙信の前に召し出される。その際、「一尺余りの小刀さえあれば、どんな堀、塀も飛び越えて城中に忍び入ってみせる」と断言したため、謙信は、家臣である直江の館から、長刀を奪ってくるように命じた。

 厳重な警備の中、段蔵は長刀のみならず、直江の側室に使える少女を眠らせたまま奪取してのけたが、謙信はかえってこの妙技を警戒し、段蔵の討ち取りを命じる。

 これを察知した段蔵は、越後から甲斐へ逃れ、謙信と対立している武田信玄の家臣・跡部大飯助に奉公を乞うが、謙信と同じく段蔵を警戒した信玄の命で討たれたと言われる。

一説に、信玄秘蔵の古今和歌集を盗んだために、捕らえられたとも言われている。


*段蔵が登場する書物 → 伽婢子(おとぎぼうこ)、近江輿地志略(おうみよちしりゃく)

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 *原作中心に調べ中。
  小ネタが多すぎて追いつかない。
  映画ネタも入れたいという願望。

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