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小春日和。

落乱の小ネタをなんちゃってで調べようとした何か

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薬研・石臼・薬箪笥(やげん・いしうす・くすりだんす)


〇薬研
下の器が「薬研」で、軸のある円盤は「薬研ぐるま」と言う。
漢方の草根木や臓物等を粉末にするために用いた道具。陶製・木製・鉄製がある。
同じく、固体を粉末にしたり混ぜ合わせたりする道具に乳鉢(擂り鉢)がある。
薬研・乳鉢共に、火薬の調合にも用いられる。

〇石臼(碾き臼/ひきうす)
穀類・茶・薬草を粉末にする道具。

〇薬箪笥
漢方の材料を入れる、小さな抽斗(ひきだし)が沢山ついた箪笥のこと。
百味箪笥とも言う。また、医務室の右側にある箪笥のように、丸い引手がついているものは百目箪笥とも呼ぶ。
抽斗に材料の名前を書いた札が貼られる。各抽斗に材料を入れておき、必要な分だけ取り出して調合する。









 
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馬から落ちて落馬


「武士のサムライ 馬から落ちて落馬 女の婦人に笑われたってね」
「『あとで』後悔はヘンだろ?」
(落乱36巻148頁 きり丸)

重言を使った言葉遊び。
何パターンかあるが、大体以下のようなものである。

古(いにしえ)の昔、武士の侍が、山の中の山中で、馬から落ちて落馬して、
女の婦人に笑われて、赤い顔して赤面し、家へ帰って帰宅して、
自分の妻の細君に、遺書を書いて書き置きし、仏の前の仏前で、
短い刀の短刀で、腹を切って切腹し、墓地のお墓に埋められた。

「馬から落ちて落馬」という言い回しは、近松門左衛門の浄瑠璃、
「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」で有名。


重言(じゅうげん) : 二重表現。同じ語を重ねた言葉で、通常は好ましくない語法

古典落語ネタ


「~と、そこでだ!」
「何処でだ?」

落語の古典ギャグのひとつ。
作中では、「そこなんだ」「何処なんだ?」という言い回しが良く使われる。

―*-*-*-*-*-

「わしの手の先見てみ」 「太い指やなぁ」
「指の先やがな」 「爪が伸びてる」
「爪の先じゃ」 「垢が溜まってる」
「この方角を見ぃっちゅうねん!」

同じく作中で使われる、落語の古典ギャグ。
 
 ―*-*-*-*-*-

〇地口落ち(じぐちおち)
「算盤から(その晩から)出なくなった」のように、駄洒落、語呂合わせで話を落すこと。
落語でよく使われるオチのひとつ。

般若心経 (はんにゃしんきょう)


〇般若心経
一時期、学園長の庵の屏風に書かれていたもの。
大般若波羅密多経の真髄を262文字に纏めたものと言われている。
コマが進むごとにお経も微妙に進んだりする不思議。

〇大般若波羅密多経(だいはんにゃはらみたきょう)
略して大般若経とも呼ばれる。
三蔵法師が天竺から持ち帰り4年かけて漢訳した経典。全600巻余。
古来より般若会や祈祷の際に転読される。

*般若 : 智慧(ちえ/もののあり方を正しく見る能力。仏の心。徳。)のこと。
*般若会(はんにゃえ) : 正月の三ヶ日に行われる法要。
*転読 : 経典を勢いよくパラパラと左右に流しながら読む事。

百足 (むかで)


佐竹鉄砲隊の旗印や、武将の陣羽織等に用いられている意匠。

戦の神である毘沙門天の使いとされ、決して後退をせず前進しかしないという習性から、武将に好まれた。
同じように前進しかしないことから好まれた虫にトンボや毛虫がある。兜の前立などにも使用された。


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 *原作中心に調べ中。
  小ネタが多すぎて追いつかない。
  映画ネタも入れたいという願望。

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