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小春日和。

落乱の小ネタをなんちゃってで調べようとした何か

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百足 (むかで)


佐竹鉄砲隊の旗印や、武将の陣羽織等に用いられている意匠。

戦の神である毘沙門天の使いとされ、決して後退をせず前進しかしないという習性から、武将に好まれた。
同じように前進しかしないことから好まれた虫にトンボや毛虫がある。兜の前立などにも使用された。


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銭の花は白い


「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」

花登筺の小説「銭の花」を原作とした、テレビドラマ「細うで繁盛記」のオープニングで流れるナレーション。
アニメオリジナルキャラクター「ヘムヘム」の元になっている、「ゼニの花は白い号」の名前の由来。

指物・母衣 (さしもの・ほろ)


〇指物
個人、部隊、役職等を示すための背に差す小型の標識。背指物とも。
35巻表紙で乱きりしん、37巻176頁でタソガレドキ軍長柄部隊が差しているもの。

 特定の役職を持つものに与えられた指物を番指物と言い、統一した意匠で職標として用いられた。使番の指物は使番指物と言う。作中の使番(42巻)は文字の入った指物をしている。(映画では五の字の指物であったのでおそらく五の字。歴史上では徳川家康の使番などが五の字の指物を用いた。)


〇母衣(ほろ)
 もともとは矢を防ぐためのもので、矢の飛来が激しい時に頭から馬の頭部と共にかぶって使用した。後に鯨髭や竹などで母衣篭をつくり、母衣をその上に被せて指物の一種とした。使番の指物としてよく用いられた。
 母衣を着用していると言うことは上級武士の称であり、母衣の侍を討ち取った場合、着用していた母衣で首を包み、母衣首として礼を尽くした。討ち取られた時に誰か分かるよう、下部に姓名を書いていたそうである。


巡礼・遍路 (じゅんれい・へんろ)


〇四国八十八ヶ所(四国巡礼)・お遍路さん
弘法大師(空海)に縁のある四国の八十八ヶ所の札所。
他の巡礼地と異なり、四国八十八ヶ所を巡ることを特に遍路と言う。また、巡礼者は「お遍路さん」と呼ばれる。
平安時代ごろ、四国は修験者の修行の地であり、空海も四国で修行を行った一人であると言われている。後に、修行僧らが大師の足跡を辿って遍歴の旅を始めたのが、四国遍路の原型とされる。
当初、落乱は忍者ものではなく、お遍路ものにしようとしていたのだとか。

〇西国三十三所巡り(西国巡礼)
近畿と岐阜に点在する観音霊場。日本で最も古い霊場巡り。
西国巡礼の御朱印は、閻魔大王の宝印とされ、全て集めると極楽浄土へ行けるとされた。
「はじめての西国三十三所巡り」という番組で尼子先生がテレビ出演していた。第一番札所のご本尊にうっとりとのこと。

〇札所
霊場。巡礼で参拝する寺社のこと。
大昔、自分が納経したという印に、札を寺院の建物に打ち付けたことから(札打ち)。後に札を打ち付けずに、建物に貼り付けるようになったが、現在は建物が痛むなどの理由で行われない。

〇御朱印
もともとは、各霊場で巡礼者が写経・読経を奉納(納経)した印として頂くもの。
朱印を頂く御朱印帳も、納経帳というのが正式な呼び方。現在は、参拝して朱印料を納めるだけでも頂くことが出来るが、一部納経を原則とする寺院も存在する。また、神社でも頂ける。

内容は以下の通り
札所印 : 右肩にある印。霊場巡りの札所番付
宝印   : 中央にある印。霊場のご本尊を表す
寺印   : 左下にある印。御朱印を発行する寺院の印章
墨書   : 御朱印を発行する寺院名が墨書きされる
四国八十八ヶ所ではご本尊の梵字が墨書きされる場合もある。




惣・乙名 (そう・おとな)


「乙名というのは!!長老のことだ!!とくに農村の自治組織『惣』の代表者をさす~」
(落乱42巻15頁 出茂 鹿之介)

〇惣(そう)
室町~戦国時代における農村の自治組織。惣村(そうそん)とも。
一部の有力農民によって運営された。惣掟と呼ばれる法令を定め、構成員は掟を遵守した。
領主との交渉の圧力や、他領からの侵略に備えるなどの目的で、武装することも多かった。

〇惣掟(そうおきて)
寄合によって、灌漑用水・入会地(いりあいち)の共同管理や年貢納入の請け負い、日常生活などの規定、違反した者への罰則など、落村全体に関する重大事が取り決められたもので、非常に強い効力をもった。

〇乙名(おとな)
惣の指導者。
かつての名主層や、多くの耕地を保有する上層農民などの有力者の中から、年齢や経験が上位の者、複数人で構成され、惣村の運営・調整・交渉や、鎮守の祭祀指導に当たった。
 

*寄合 : 惣などの集合体における会合。寺の堂や鎮守社(その土地を守護する神を祀った社)で行われた。
*名主(みょうしゅ) : 荘園の所有者から土地の管理や徴税を任された者で、実質的土地の支配者。一応は農民であるが、兵農分離が進んでいない時代においては、戦国大名と主従関係をもつ者も多かった。

 
 

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 *原作中心に調べ中。
  小ネタが多すぎて追いつかない。
  映画ネタも入れたいという願望。

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