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小春日和。

落乱の小ネタをなんちゃってで調べようとした何か

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蜘蛛舞 (くもまい)


「綱渡りなどの曲芸。又はそれをする人。」 
(落乱44巻35頁 解説)
 
綱を渡る姿をクモに見立てたもので、室町時代から江戸時代にかけて流行した軽業の一種。
現代では、秋田県の一部でのみ見られる。

派手な衣装や鬘を着用した姿で描かれる場合が多い。
腰に差しているものは御幣(ごへい/神事において手に持つ道具)。

*中世芸能は神事から発展したものが多いため、所々に名残が見られる。

 
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被衣 (かづき)


女性の外出姿。
通常の小袖を、急な雨や埃よけに被っていたものが常態化したもので、後にひとえ仕立てとなった。
44巻のマイタケ城嬢の道中スタイル。47巻では、学園長のガールフレンドの如月が着用。
両手で頭上を覆うように掲げたり、額に引っ掛けて使用する。

稚児・喝食 (ちご・かっしき)


大規模な寺院における、12~18歳位までの剃髪しない少年修業僧。
禅宗では喝食(かっしき・かつじき/食事の時間や献立を大声で告げる役職、転じてその任についた稚児)
学問修行をしながら僧の供侍をし、多くは修行を終えると還俗した。
銀杏の葉型の前髪をつけた姿は、能面(喝食)にも写されている。

44巻34で、身分の高そうな僧に手を引かれる、稚児と思われる少年が描かれている。

髪型(女性)


〇唐輪髷 (からわまげ) 桃山時代 (42巻225頁)
大陸風の髪型。
前髪を左右に分けて他は頭の上に輪を作って束ね、余った毛先を根元に巻きつけたもの。輪の数は個人の好みによって2~4つ程。もともと歌舞伎役者、遊女の間で流行っていたものだが、江戸時代には、この髪型の変形である立兵庫(たてひょうご)が一般女性の間でも結われるようになった。
作中において、群衆の中に唐輪髷の女性が割と頻繁に現れる。

〇玉結び(たまむすび) 平安~江戸 (42巻225頁)
髪を垂らして先を輪にして結んだもの。庶民から上流階級まで広く結われた。


〇桂巻・桂包 (かつらまき・かつらつつみ)
乱太郎のお母さんや長屋のおばちゃん達がしている髪型(?)
垂髪を後頭部で括り、頭に巻きつけて白い布で包んだもので、よほどの労働にも髪の乱れを防げたことから、勤労層の婦女子の間で普及した。室町時代に最も流行した髪形。もともと桂川で取れた鮎や飴を洛中へ売りに来ていた桂女(かつらめ)と呼ばれる女性達の髪形が庶民の間に広まったもの。


〇袋に入った束髪 (44巻96頁~)
女装した乱太郎たちがしている髪型。
後頭部の下で髪を丸く束ね、髪が解けないよう布の袋に入れたもの。
主に下流の女性がした髪型。湯女図などに見られる。
 
*湯女(ゆな) : 湯屋で働く女性。娼婦。

元結 (もとゆい)


髪を束ねるひも・糸・こよりのこと。
くの玉がしているような幅の広い紙は、丈長(たけなが)と言って元結の上から結ぶ。


 

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  小ネタが多すぎて追いつかない。
  映画ネタも入れたいという願望。

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